宮城観光②
昨日までとは打って変わって、今日はいい天気。天候を気にせず過ごせるって楽ですね。
昨日できなかった分、雄島→瑞厳寺→円通院→五大堂→みちのく伊達政宗歴史館→福浦島→日和山公園と、たくさん観光しました。そういえば、社会科見学なのかな、小中学生がたくさんいました。
雄島は、霊場や歌枕の地として有名な場所です。島にはそこかしこに仏像や岩窟があり、また観光する人が自分以外いなかったこともあり、別世界に入り込んでしまったような、異様な情景でした。
↑仏像や岩窟
↑松尾芭蕉の句碑
次は瑞巌寺。延福寺→円福寺→瑞巌寺と変わっており、今の正式名称は、松島青龍山瑞巌円福禅寺と長いですね。ここは伊達政宗によって造営し、その復興を行う伊達家の菩提寺としてもあるようです。中には資料館があり、そこの政宗の絵には、遺言に従って、両目が描かれていました。他の資料館ではどうだったんだろう…全く覚えてません。そこまで細かく気にとめていませんでした。
円通院は、政宗の孫、光宗の霊廟として開山した場所です。縁結びとしても有名みたいでした。
↑縁結び
↑光宗を祀る三慧殿
そういえば、娘の五郎八姫は、徳川家康の六男、忠輝の正室になり、改易で離婚。晩年深く仏教に帰依したそうです。
五大堂は、坂上田村麻呂が毘沙門堂を建立し、後に五大明王像を安置したことから、五大堂と呼ばれるようになりました。現在の建物は、政宗が造園したそうです。
みちのく伊達政宗歴史館は、はじめは東北の偉人の展示がされており、あれ?って思ったのですが、その奥にありました。政宗の歴史が丁寧に展示されていました。等身大のロウ人形があり、すごくリアルでした。リアルすぎて、どれか本物が混じってないかなぁってたまにじっくり見たりしつつ回ってました(笑)
福浦島。行くためにはチケットを買わなきゃいけないのですが、チケットを買ったはいいが、見せる人がいない…。おそらくお店があるからその店員さんが対応すると思うのですが、忙しかったのかこっちには来ませんでした。どうしようか迷ってたら、チケットの半券?切り取ったとこが箱の中にたくさん入れられていて、説明書きみたいなのが裏っ返しになってるのを発見したので読んでみると、セルフでやってとのことでした(笑)その説明書き、ちゃんと見えるようにしてよー(笑)
いざ橋を渡るのですが、風強すぎ(笑)周りに遮るものが何もないので余計に激しかったです。
こういう島は冒険心に火がつきます(笑)歩き回ると裏道もたくさんあり、奥に行けました。結局、こんなもんかってなることも多いのですが、それによっていいものが見られることもあるからいいんです(笑)
↑一つ目の裏道
↑二つ目の裏道
↑周りには島もたくさんありました。その中で一枚目の真ん中の小さい島。少し拡大してニ枚目の右にある島(望遠レンズ持っていけばよかったです…)。これは千貫島というそうです。政宗が船遊びをしていた際に、この島を見つけて、「島を余の館まで運ぶもの有れば、銭千貫をとらす」と言われたことから、この名前になったそうです。
↑きれいな花も植えられていました。
お昼ごはんは、のりうどん。
その後、日和山公園に行きました。
中世には、奥州総奉行葛西の城があったと伝えられています。近隣の方に聞いたのですが、城があったかはわからず、発掘調査をしたこともあって、それらしい岩は出てきたんだけど結局わからず…だそうです。
↑松尾芭蕉も訪れたこともあるそうです。見づらいですが、木の後ろにあるのが句碑です。ちなみに、他にも石川啄木や宮沢賢治のものなど、たくさんありました。
そういえば、移動で走ってたら、たぶん自転車で日本一周中の2人をに見かけました。反対側にいて、向かう方面も違ったから話しかけませんでしたが、後ろの人は見たことある気もした。まぁ近場にいたので、向かう方向が一緒であれば、またどこかで会えるでしょう。
寝床見つけて、ある程度ものを広げて携帯いじったりごはん食べたり寝る準備したりと落ち着いてる時に、パトカーの赤いランプが通るとドキッとします…。場所によっては注意されることもあるだろうし。変なことはしていませんが、気をつけなければいけませんね。