出会い
夜から雨が降るということで、早めに群馬に入れるようにしました。なので、鉢形城→猪俣小平六の墓へ行ったら、早めに群馬に入るために移動していきました。
鉢形城は、土塁やお堀が広範囲で、ちゃんと残っていて、見るところが多かったです。迷いそうになるくらいに。1時間くらいでパパっと!とか思っていたのですが、全体の地図を見ながら、これはここかな?とかいろいろ考えながら観光しているうちに楽しくなり、急ぎつつもつい時間をかけて見てしまいました。それでももう一回来たいなって思いました。詳しい人に教えてもらいながらか、2回くらい来なきゃ本当の楽しみを見い出せないかもしれません。土塁やお堀とかはバッチリ残っているから、今度は、敵になった気持ちで攻めながら攻略するのも楽しそう。時期によっても草花や虫など季節折々で風景や感じ方も変わるから何回来ても楽しいかもなって感じました。
もう一回歴史を知ってから来ようかな…!
↑馬出の土塁と木橋
↑四脚門と石積み土塁
※地図と場所とを照らし合わせながらだったので、間違ってたらすみません…。
↑荒川
↑深沢川
※2つの川をうまく使い、天然の要害をなしていました。本当はだいぶ高さがあるのですが、写真がうまく撮れず、低く感じますね…。
猪俣小平六の墓は、群馬へ向かう途中に看板を見て、あることがわかりました。正直、誰だかわかりませんでした。でもこういうのをきっかけで知ることができるのもいいのかなって。ちょっとした寄り道でした。
そしてようやく群馬県へ!と思ったのですが、県境看板が見当たりません。神流川の橋を渡って、『藤岡市/神川町』というのはあったのですが、看板は埼玉のだけ…。最初は全然違うことを考えながら走っていたので、しまった、見過ごした!って思ったのですが、そうではなくでした。悔しくて2往復くらいしたのですがやはりなく、渡りきったあとにあるのかと思いキョロキョロしましたがなく…。
この看板の裏に…
ないんです。あれ?って感じ。
辺りを見て、一番それっぽいのはこれくらいだったので、これで妥協です(笑)誰か場所を知ってる方教えてください(笑)
でも、看板がないないと探したり止まっているおかげで、素敵な出会いに巡り合うことができました。自転車に乗ったおじさんに出会いました。なんで日本一周をしようかと思ったのか聞かれたので話していくと感心してくれて、その方はガンを患って、今できることの、例えば自転車に乗れるということの、嬉しさを感じるって。元気をもらいましたって。いやいや、こっちの方が元気をもらいました。早く元気になるといいですね。お大事になさってください。見た目はとっても元気そうだったけど、見た目じゃわからないですね。
群馬についてから鼻血が止まらず、ちょっと一休みと思って道の駅にいたのですが、たくさんの人が話しかけてくれて、それがまたためになる話ばかりでした。
その中から抜粋して…
・健康でいられることが一番幸せ。
いろいろ苦労話も聞かせてくれ、経験して出た言葉なんだろうなと。でも本当に、単純で当たり前のことが本当は一番いいのかもしれませんね。でも当たり前として生活しすぎて見失いがちになってしまうので、心に留めるいいきっかけになりました。
・人生は予定通りにいかない。だから、やってみたいことをやればいい。いろんなことに目を凝らして、いろんなことに興味を持って、体にも脳にも刺激をたくさん与えて、人生を過ごす。
この方は車で国指定文化財や重要文化財を車で巡る旅をずっとしているそうです。60歳を超えてから急に走って登山るようになったってのには驚きました。パワフルで行動力があるなぁと。
・辛い思いはした方がいいよ。あの時に比べればって活力になるから。
聴いた瞬間、若いうちに苦労しとけって言葉とつながりました。この方も昔、古い型のカタナで本州一周を1週間くらいでしたそうです。
そして次の日は群馬を観光するので、道の駅で、仕事の時間まで一緒に座っていろいろ詳しく、ここの道は〜とかたくさん教えてくれたのを参考にしながら楽しみたいと思います。