峠道
ウトロ方面からの知床峠を越えました。一日ほぼ坂道の予定なので、一か八か、入念にストレッチをしてから出発しました。体がほぐれ過ぎてしまうので、いつもは運動前には絶対しないんですが、かけでした。
先に書きますが、その甲斐あってか、今日は好調でした。
天気は快晴も快晴で、むしろ暑すぎでした。途中、クマとかで通行止めもあるのかな?とも思い、案内板を念の為確認。
問題なし(笑)
さぁ出発です。
登りはじめて少し経つと、別れ道がありました。右へ曲がると知床峠、左へ曲がると知床五湖があります。
あることは知っていたものの、行く予定はなかったので調べてなかったのですが、どうしようか一旦止まると、ちょうど後ろから自転車乗りの人が話しかけてくれ、教えてくれました。
悩んだ挙句、現在のお財布の状況と時間と今日一日のことを考えると、すべてまわるのは断念。でも、一湖だけ行くことにしました。残りの4湖は、またいつか来る時の楽しみに取っておきます。
↑ちなみにガイドツアーはこんな感じでやってました。
自分のことを抜く時に、がんばれー!と言ってくれたり手を振ってくれたりする方も多く、これでかなり元気が出ました。
着いてからは一湖を見学。クマ対策か、少し高い位置に橋を設置し、高圧電流の電線を両側に張られていました。
景色は、天気も幸いして最高です。海も見渡せ、山も近く、湖もあり、シカもいました。
歩いていくと、来る途中看板を見たよ!って方、何人かとお話しました。
最初の方たちは、すごい励ましてくれ、元気が出ました!とカンパで1000円頂きました。また、帰り際の坂を登ってる時に、また車から話しかけてくれて、生どら焼きとお茶を頂きました。
次の方たちは、地元が近くて親近感がわきました。しかも、還暦の記念に自転車で100km走ったらしいです。すご過ぎます。その後の、密かに応援してます。別れ際に、カンパで1000円とあめを2つ頂きました。
こんなに頂いてすみません。ありがとうございました。
行きにいい景色が見られ、そこに行くためにこっちの道も行きたかったのですが、立入禁止。残念。
五湖の場所から別れ道のところまで戻り、一旦先程もらった生どら焼きとお茶で休憩。
それからまたスタートしました。終始、セミや鳥の鳴き声が聞こえ、その合唱がまた心地よくBGMになってくれ、癒されました。
途中で見つけたセミとちょう。これがエゾハルゼミですかね?できればセミは、生きてる状態で捕まえたかったのですが、走りながらだと全然見つかりませんでした。
峠を登っていくと、見えていた山がどんどん大きくなっていくのがよくわかります。
また雪もたくさん残ってました。
そしてようやく到着。
奥の方にうっすら見えるのが国後島です。羅臼市街から25kmほど離れている場所
平坦も下りも一切なく、ずっとなだらかな登りだったからか、こっちからの道のり、大したことなかったです。疲れなかった理由として、よいしょよいしょで数秒写真を撮るために止まっていたので、そこがいい休憩になっていたんでしょう。
でも、最初にも言いましたが、暑さがしんどかったです。20℃行く日も少ないのに、27℃って(笑)日陰にそれたり帽子で扇いだりしてなんとか。あと、山頂が近くなってくると向かい風がビュンビュン吹いてきて、それが涼しくて癒しの風でした。旅に出てはじめて向かい風のありがたさを知りました(笑)
登りは時間かかったのに、下りはあっという間。すぐに下まで着きました。
途中、キツネがいて、写真撮ろうと止まったら、向こうから近付いてきました。餌付けされてるんでしょうね。
熊の湯。男湯は敷居なんもないんですね(笑)外から丸見え(笑)
そして温泉熱すぎでした(笑)熱いお風呂は苦手なので、1分も入ってられませんでした(笑)ちょうど良くするために水も一緒に入れてあったので、仕方なしにその水の出るホースの真横で入りました。それでも気を抜くと熱い(笑)
本当はもう少し進む予定だったのですが、温泉に浸かったらまったりしちゃったのでおしまい(笑)
黒ハモ丼。
寝床付近に無料のロッカーがあったので、そこにすべて詰め込みました。荷物の心配がないって楽ですね。
それからコンビニに夜食と朝食を買いに行ったんですけど、自転車乗ったら何事かと思うほど違いますね。軽い、出だしの楽さ、簡単にスピード出る、止まる時も倒れる心配をしなくていい、停める時も同じ…。逆に、荷物積んでるのに慣れてきたこともあって、バランスとりづらかったりで、ハンドルぐらぐらしちゃいました(笑)
あ、前輪の方につけてた看板、峠の途中で割れました…。