日本一周の旅〜カルぺ・ディエム〜

元保育士が、自転車で日本一周します!

石川観光②

今日中に次の県に行けたのですが、若干雨がパラついていて、でも少し待てばやむ予報だったので、距離数は伸びませんが待つことにしました。

少し経つと雨はあがり、やっぱり待って正解でした。予報通りで、その後日中は降りませんでした。


金沢まで移動して、まずは宇多須神社へ。ここは、藩政期に初代加賀藩主の前田利家が祀られていた神社です。

境内奥手には五代綱紀の病を平癒したとする「利常公酒湯の井戸」がありました。

いろいろと写真を撮っていると、何か映り込んでしまいました...。先程載せた写真の中にいるのですが、わかります?

この写真です。

正解は下に貼ってあります。

正解は、忍者です。左下にひっそりと隠れていました。

しかも神社を出ようと振り返ると、またいました。術を出そうとしてるのかな?


神社の近くにいた工事のおじちゃんと話していて、やっぱり一度は食べてみたくなり、金箔ソフトを食べました。


あるお店の方に話しかけてもらい、秘密だよ!とこっそりおかしも頂きました。ありがとうございます。


次は金沢城へ行きました。佐久間盛政が最初の城主となり、本能寺の変後、秀吉に敗れます。そして、前田利家が能登七尾から入城し、加賀藩前田家の居城となりました。

↓石川門

↓河北門

↓橋爪門続櫓、五十間長屋、菱櫓(菱櫓の右側が映ってなかったです...)


金沢城もですが、兼六園も来たことがあり、時期も外れているので中に入りませんでした。


予報通り夕方近くになるとまた雨がぱらついてきました。さすがに強くなりそうだった時に、コンビニで休憩することにしました。

少し経つと、カードの勧誘の方が仕事とは別で話しかけてくれ、周辺の地域のことがすごい詳しく、観光やグルメのことをたくさん教えてもらいました。

そんなこんなで話していると、雨もあがり、再出発です。


目的地まで残り5kmを切ったところで、5年前に日本一周したという先輩に呼び止めてもらいました。旅した時の話を聞かせてもらった上にお金の支援まで...ありがとうございます。


着いたのが早かったので、近くのコンビニでご飯を食べながら充電して待つことにしました。

時間が経つと店員さんから、すみません!と。あ、そろそろ出なきゃだって思ったら、オーナーさんから差し入れを頂きました。たまに来るらしく、応援すると。ありがとうございます。


そういえば、ご飯を食べていると、灯りにつられてくる虫たちを食べに、カエルが窓に張りついていました。


その後寝ていると、先輩が来てくれて、わざわざ手紙をくれました。


石川観光

朝は海が近いせいか、風が冷たく、少し肌寒く感じました。と思っているのも束の間、日が出てくるとやっぱり暑いですね~笑


少し走らせると石川県に入りました。


七尾城の麓まで着き、本丸近くの駐車場まで自転車で行こうと思っていたら、まさかの通行止め看板が...。

一旦、徴古館と七尾城史資料館に行くことにしました。


徴古館は、約200年前に建てられた旧飯田家宅です。藁葺屋根は、20年に一度取りあるそうで、1回に1000万円かかるそうです。室内で火を炊けば、その煙で強固になって10年くらいは長持ちするとも教えてもらいました。


七尾城史資料館で通行止めのことを聞くと、この前の雨の影響なんだそうです。ここで自転車と荷物を預かってもらえることになり、仕方なしに歩いて登ることになりました。

単純に登るのもそうですし、険しい道や地面がグチョグチョのところもあって、こりゃあ攻めるの大変ですね。

でも1時間で登り降りするコースだったけど、最近ろくに歩いていない自分でも、30分で行って40分で帰ってこれるくらいでした。


七尾城は、畠山氏数代にわたって標高約300mの山上で拡築を行い,9代170年間の居城となりました。

上杉謙信は10ヶ月ほどの攻防の末、やっと陥落させました。その後、織田信長の侵攻によって能登は征服されて前田利家に与えられ、居城となりました。

↓立石のお地蔵さん。拝むと虫歯が治るそうですよ。

↓桜馬場

↓本丸石垣、本丸跡、景色

↓九尺石


小丸山城は、前田利家が山城だと不便だからと建てたお城です。

↓堀切

↓氷室跡地。氷室とは、氷を夏まで蓄えておくための部屋や山陰の穴のことです。

↓櫓台跡

↓城跡は公園に整備され、こんな感じの広場になっています。


そういえば、こんは地図表記があるんですね。


それから寝床まで走りました。当初予定していた場所まで、4時半に着いてしまったので、最近ろくに距離を稼げていなかったこともあり、もう20km走ることにしました。


ここら辺の土地が、海沿い(低い)/丘(高い)/盆地(低い)/山(高い)、とざっくり言うとこんな感じになっているんです。自分は丘の方を走っていたのですが、ここら辺も地面の多くが海辺のサラサラな砂だったんです。その砂で畑まで耕してあり、自分が通った夕方の時間にスプリンクラーを回していました。

なんでこんな小高いところまで砂浜の砂があるのかとすごい疑問でしたよ。地盤隆起?あえて砂を持ってきてる?なんででしょう。ちなみに、かほく市辺りです。

↓海側

↓盆地側

これは橋から撮った写真ですが、この写真よりも砂を撮った写真は高い位置にあります。単純な隆起しただけの気もしますが、気になりますね~笑

感謝

偶然、もう一人のお世話になった先生が帰ってきていて、朝から深い話をたくさん聞くことができました。しかも、自分から聞いたわけではないのに、知りたかったことを次々に。

帰り際に頂きました。そんなつもりじゃなかったのに...。昨日からありがとうございました。

また会いに行きたいなぁ。


少し外で休憩していると、ジュースでも飲むかい?ちょっと中で涼んでいきなよ!と、近くのお店の方が話しかけてくれました。お言葉に甘えて、オープンぎりぎりまで涼みながらお話しました。ありがとうございました。


観光としては、瑞龍寺→前田利長のお墓→高岡大仏→高岡城に行きました。

あと、ドラえもんもいましたよ。


瑞龍寺は、高岡の開祖である前田利長の菩提寺です。利長の菩提を弔うために、三代藩主前田利常が建てました。

今は、残念ながら一部工事中でした。

そこで話しかけてもらった方に、ここで会ったのも何かの縁だ!と、お金を支援して頂きました。ありがとうございます。


瑞龍寺を出て真っ直ぐ歩いていくと、前田利長のお墓もありました。


高岡大仏です。


高岡城へ。前田利長が築城しました。しかし、わずか6年後に一国一城令により廃城となってしまいました。


そろそろ行こうかな~と思っていると、店員さんが追ってきて話しかけてくれ、飲み物を頂けることになりました。話していると、地元がだいぶ近く、もしかしたらどこかですれ違ってることもあるかもなぁとか思いました(笑)

ここで、白えびを食べたいことを話したら、おいしいお店を教えてもらい、行くことにしました。


その居酒屋の店員さんがいい方で、サービスね!これも食べてみな!ってどんどん頂きました。それだけでお腹いっぱいになれましたよ。ごちそうさまでした。


寝床の近くで、明日の朝ご飯を買おうとコンビニかスーパーが近くにあるかな?って検索しようと思ったら、まさかの充電が1%で、しかもすぐになくなってしまい、どうしようって思ったところの救世主。ランニング中のお兄さんが、なにか探してますか?って。しかも案内までしてくれました。

寝床に着いていると、一旦家に帰ってから来てくれて、わざわざ差し入れとお金の支援まで...。ありがとうございます。


赤の他人なのにここまでしてもらえ、いや本当に、富山は親切で温かい人が多いなと思いました。ありがとうございました。